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コラム

【連載】不動産投資の考え方 Vol.008 「不動産会社ジプシー」はNG!

合同会社なごみのWEBサイトを閲覧いただき、ありがとうございます。
連載第八回はミニコラムとして、なごみの考える不動産会社との付き合い方について解説いたします。

 

「不動産会社ジプシー」はNG!



知り合いの女性から聞いたのですが、特定の美容院に通わずに、毎回、別の美容院を利用する人を「美容院ジプシー」なんて呼ぶそうです。不動産投資家の中には「不動産会社ジプシー」のようになっている人も散見されます。
「良い物件はないかな」と思ってあちこちに顔を出している人。多くの不動産業者を回った結果、一人ひとりの担当者と頼関係を築くことができなければ、結果的にはあまり良い物件を紹介してもらえません。
基本的には「俺は客だ」と横柄な態度を取らないこと。なぜなら、結局は人間関係の構築にいき着くからです。
そしてまずは、自分を知ってもらうこと。そして、担当の営業マンと信頼関係を築くことが大切です。そのためには、連絡をこまめに入れることです。ちょくちょく「何かないですか」と聞いておくだけでも、全然違うでしょう。担当者だってその人のことが印象に残りますし、接触頻度が高ければ「ちょうど今、こんなのが出たところなんですよ」といういいタイミングが絶対にあります。
自分を知ってもらえば、「この人にはこういう融資が付くな」「この人の物件所有状況からこの物件は好みかも」ということをスタッフが把握してくれます。逆に「ちょっと面倒くさい人かも」という印象を与えてしまわないように気をつけましょう。

また、よくある勘違いで「属性アピール」や「買えるぞアピール」が有効だと思っている人がいますが、業者の視点に立てば、不動産投資に対して熱心なプレイヤーが多く、「買える投資家」をたくさん抱えているというのが現状です。「今後良い物件を紹介してくれたら、僕の物件を売らせてあげますよ」という人もいます。本人としては、「自分は駆け引き上手だ」と思ってのことなのかもしれませんが、多忙な業者からすると「だったらいいや、他の人に回そう」となるため逆効果です。
買える人が複数いる状況での差別化は「人間力の強化」ではないでしょうか。

 

不動産会社との付き合い方は「薄く幅広く」ではなく「濃く太く」


ジプシーにならないためには、「薄く幅広く」ではなくて、「濃く太く」を心がけることです。それをするには、必然的に付き合える業者は絞られてきます。そうすることによって良い物件情報を得ることができます。その物件の中から一度でも買えば、より信用されるようになり、さらに買うことにつながるのです。

あなたが「買えない」のではなくて、誰かが物件を「もっていっている」と認識してみてはどうでしょうか。不動産投資は「自分は物件を買っている」と思っているかもしれませんが、私の実感では、購入物件の情報をくれる人との「縁をつくっている」面が強いです。物件購入でも融資でも、うまくやっている人は、やはり多くの人々との縁を集めています。

人から人へと、自然とつながっているのです。縁を自分にうまく集められる人が大きくなると感じます。だから一度取引したところは、なるべく2回目、3回目と紹介を受けられるように良い縁をつなげていきたいものです。


次回は、資金調達における、頼るべき「金融機関」についてご案内します。


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